TOEIC リーディング Part5 文法問題 徹底攻略 その1

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この記事では、TOEICリーディング Part5 文法問題について実際に練習問題を解きながら、解説をしていきたいと思います。

今回は「その1」です。

よし、がんばるぞ!

第1問

With respect to the sales figures, the store manager ------ accountable for explaining the details.

(A) were held
(B) is holding
(C) had been holding
(D) was held

まず選択肢を見てみましょう。1つの動詞のさまざまな活用が並んでいますね。「動詞の活用」問題です。

では、先頭から読んでいきましょう。

With respect to the sales figures,
「売上高に関して、」

コンマの前の前置詞句は空欄の前後ではないので、解答には関係なさそうですね。サラッと読み流しましょう。次は、

the store manager ------ accountable for explaining the details.

ここが本問の空欄の前後になります。慎重に分析しましょう。


the store manager が主語で、選択肢が動詞、というところまでは問題ないでしょう。

次の accountable for ~ は「~について責任がある」ですから、accountable for explaining the details で

「その詳細を説明することについて責任がある」

となります。では、この accountable の品詞は何でしょうか?

ええと、なんか語尾が形容詞っぽいような・・・

そうです、形容詞です。「語尾に “~able” がつく単語は形容詞になる」と考えましょう。

ということは、空欄に入る動詞の後には形容詞が続いている、ということが確認できました。

では、ここまでを前提として各選択肢を見ていきます。


まず (A) were held ですが、主語の the store manager は単数形なので、be動詞が合いませんね。

次に、 (B) と (C) が holding で、(D) が held となっているので、解答の分かれ目は

「空欄に入るのは動詞の現在分詞形か、過去分詞形か」

という視点になります。さて、ここで重要なことは、

「hold は自動詞・他動詞のどちら?」

という点です。自動詞と他動詞の違いは、

” 自動詞は目的語がなくても意味が成立し、他動詞は目的語と一緒でようやく意味が成立する。 “

ですね。つまり、他動詞の場合は目的語が必要になります。

なるほど、自動詞と他動詞の区別は大事だから、復習しとかないと。

hold の基本的な意味は「持っている」です。たとえば、もしあなたが友人から

「俺、持っていてあげるよ。」

と言われたら、それだけで相手の言っていることが分かるでしょうか?

ふつうは「何を?」と聞き返します。そして相手が

「俺、お前のショルダーバッグを持っていてあげるよ。」

と言い直すと、あなたはようやく意味が理解できるようになります。このときの相手の発言の「お前のショルダーバッグ」は、目的語に当たりますね。

このように考えると、hold は目的語と一緒になって初めて意味が成立する動詞だと考えられます。

つまり、hold は他動詞であると判断できるわけです。

それに、有名なコロケーションで hold a party「パーティーを開く」などがありますが、これを思いついたら、 hold に a party という目的語がついているので、すぐに他動詞だと分かりますね。

自動詞・他動詞の判断は、具体例で考えたら分かりやすいんだね!

さて、hold は他動詞なので、その後に目的語になる名詞が必要になります。

ところが、空欄の後は accountable という形容詞になっていて、目的語が見当たりません。

もしも空欄に holding を入れると、この問題が生じるわけです。

一方、過去分詞形の held はどうでしょうか?

過去分詞形の held は「受動態」の形になりますが、このとき、動詞の後に目的語は必要なくなります。なぜでしょうか?それは、

” 目的語の位置に合った語句が、主語の位置に移動しているから “

です。つまり、「主語 hold 目的語」が受動態になると「目的語 be held (by主語)」となり、目的語が主語の位置に移動するのです。

目的語が主語の位置にあるので、動詞の後に目的語がなくて当然なのです。

おぉ、単純なことで、わかりやすい!

このことを今回の文章で見ると、空欄に (D) was held を入れて受動態の文章になる場合、

the sales manager was held accountable for ~

の語順になりますが、これを能動態にしたとき、

hold the sales manager accountable for ~

という語順になるわけで、the sales manager は、能動態だと hold の目的語になるのです。

そして、「hold O accountable for ~」で「O に ~ について責任があると考える」という意味になります。

これが受動態の形になったのが、上の the sales manager was held accountable for ~ ということになるのです。

ということで、正解は、空欄の後に目的語を必要としない

(D) was held

になります。

(全訳)「その売上高に関して、店長はその詳細を説明する責任があると考えられた。」


どうでしたか?動詞の活用に関する問題では、今回のように自動詞・他動詞の判別がキーを握る問題がよく出題されます。

また、能動態・受動態に関してもよく問われるので、受動態を見たら能動態に変えるとどうなるかを考えてみると、いい練習になると思います。

よし、2問目もがんばるぞ!

第2問

As I’ll go over your new ------, please tell me your name and your ID number.

(A) ordering
(B) ordered
(C) order
(D) orderly

まず選択肢を見てみると、1つの単語の品詞が勢ぞろいしていますね。「適切な品詞を選ぶ問題」です。

では文頭から見ていくと、

As I’ll go over your new ------ ,

とあり、さっそく空欄の前後の部分になります。しっかり分析していきましょう。

この部分は文頭が As で始まり、I’ll go over と「主語 + 動詞」が続いていてコンマで区切られているため、

接続詞 As を用いた副詞節

だと判断できます。そして「節」ということはその中身は完成された英文になるので、動詞のあとにはその目的語が来るはずです。

なので、動詞 go over の目的語となるのが your new ------ の部分になることで、筋が通ります。

そして目的語の品詞は名詞ですから、この時点で空欄 ------ には名詞が入ることが分かります。

なるほど、空欄に入る品詞が分かったら、それだけでかなり答えを絞れるよね。

では選択肢をもう一度見てみると、

まず (B) は動詞の過去分詞形、(D) の単語は語尾に ” ~ly ” がついているため、(原則として) 副詞だと判断できます。

なのでこれら2つは正解から外れます。

次に (A) ですが、ordering は現在分詞とも考えられますが、もう1つ、動名詞のケースもあります。

動名詞の場合なら、名詞として空欄に入る可能性もあります。ここで、動名詞の特徴を復習しておきます。

  • 他動詞が動名詞になった場合 → 目的語が必要
  • 動名詞を修飾する品詞 → 副詞

ですね。動名詞は動詞に名詞の役割を持たせることができますが、元は動詞だったため、動詞の性質を色濃く残します。

では、これを踏まえて空欄に入れるかどうか検討すると、

ordering が order「~を注文する」の動名詞の場合、order は他動詞になるため、目的語が必要になります。

ところが空欄の後にはコンマがきていて、何もありません。この時点でもう動名詞 ordering は空欄に入れないことが分かります。

さらに、空欄の前は new です。形容詞が空欄部分を修飾していますね。

「動名詞を修飾するのは副詞」

ですから、この点においても空欄に動名詞は入れないことになります。

動名詞の2つの特徴に全然マッチしていないね・・・

さて残りは (C) の order ですが、この単語は動詞の原形で「~を注文する」にもなりますが、もう1つ、名詞で「注文」にもなります。

なので今回はこちらと判断して、正解は

(C) order

となります。

(全訳)「あなたの新しい注文についてよく調べますので、お名前とID番号を教えてください。」

ふぅ、今日もいい勉強だったな!自分におつかれさま!

まとめ

いかがでしたか?今回の2問のように動詞が関係する問題は自動詞・他動詞の区別がキーポイントになることが多いです。

  • 「品詞」を見抜く力
  • 「自動詞・他動詞」を判別する力

は TOEIC Part5 を攻略するための最重要スキルといえるので、日ごろからそれらを意識しながら英文に接していきましょう。

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